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生徒が授業を行う!#1_成長できる機会を大切に

こんにちは。
関西創価中学校で理科を担当している米子大地です!

現在中学3年生の理科の授業では、「先生」ではなく「生徒」が授業を行っています。「目的をもって勉強した方が自分のためになる」という自分自身の経験から発案しました。

最初は、班ごとに分かれて作成したスライドをもとに30分ほどの授業を行いました。生徒が時間をかけて授業を準備し発表したことで、満足して終えた生徒が多かったです。
その後の授業では、希望する生徒が授業を行うことにしました。はじめは、希望する生徒は少なく学年で30人でした。しかし、希望した生徒は自分の意思で学んでいるため確実に成績を伸ばしていきます。そのような状況が広がり、希望者も徐々に増えていきました。今では202人中76人が希望して授業をしています。
その授業の様子を一部添付いたします。

授業者の様子②
授業者の様子③
授業者の問いに対して班員で考えている様子

私はYoutubeの動画編集をしていた時期がありました。動画編集をして学んだことは教育現場でも活きてると感じています。
スライドを作成する際に、
・文字の大きさは?
・画像の位置は?
・行間の大きさは?
・書体は?
・文字の色種類は?
・タイトルは?
など、動画を視聴してもらうためにはどうすればいいのかを考え、生徒に教えました。生徒が作成したスライドは事前にチェックしていますが、生徒の授業中はなるべく割り込みをせず、必要な時に発言をするようにしています。授業者の問いに班で考える授業スタイルです。
多くの生徒は、自分自身が授業することで大きく成長することができると考えているようです。

みんなにも読んでほしいですか?

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