見出し画像

ハチドリのひとしずく#10 対話の夏が始まりました!

こんにちは。
給食のときに、食堂で出会った生徒に「先生、note更新しないんですか?」と声をかけられた関西創価中学校教頭の上原桂です。

今年からサポート部とともに、入試広報の担当になったこともあり、6月は広報行事が目白押しで、書きたいことは山ほどあるにもかかわらず、すっかりnoteの更新が滞ってしまいました。「万葉図書館を体感しよう!」に始まり、今年から始めた「個別見学会」、「塾対象説明会」など、それらのイベントの出会いについても、また書きたいと思います。

さて、夏になると「冷麺はじめました!」「かき氷はじめました!」ののぼりが目につきますが、本校では昨年に続き「対話会はじめました!」

本校では月に1回、生徒は土曜休業日ですが、教員だけが出勤する土曜日があります。たいていはその日に職員会議を行いますが、7月は、クラブの公式戦が重なって、出張の教員が多く職員会議を平日に変更しました。

本音をいえば、休日も部活でなかなか休みがとりにくい先生方に、「ゆっくり休んでもらう日になるといいかも」と考えていたのですが、若手教員から「職員会議がないなら、これまでのチーム担任制の取組みとか授業改革について、あれこれ話しませんか?」と提案がありました。すると「参加します!」の声が次々と。ほんとうに頼もしい若手たちです!

オンラインで参加する教員もふくめて、「今、課題だと感じでいること」「もっとこうしたらいいなと感じる点」について、どんどん挙げていきました。
話題に出たことの一部を紹介をします。

・固定担任制のときは担任するクラスの欠席連絡しか入ってこなかったけど、チーム担任制になり学年全体の欠席状況が分かるので、生徒たちに状況をわかった上で声をかけやすくなった。
・2か月もあれば学年全体の生徒のことが分かるようになった。
・1年生は2日に1回、担任を交代していることで、学年会(毎週火曜日開催)で、話題にあがった生徒の様子を1週間の中でみることができる。
・生徒の自立感が出てきた印象がある。
・生徒たちが誰に相談するか、自身でコントロールしているところがある。
・出すべき書類を出していない生徒に提出を促すときなど、担任がかわるタイミングでしめきりがあるときなど、ここぞというときの役割や責任は気をつけておかないといけない。➡学年全体で提出物関係などは一覧化している。
・保護者に携帯番号を伝えていないけれど、Gmailのチャット機能で連絡をとることも検討したい。
・仕事は増えているが、チームで対応できるので心の負担は減っている。

また、7月16日には、今年度からスタートした「選べる数学」の展開授業を全教員で参観し、課題について話し合う研究授業を行いました。当日は、「新しい授業スタイルの展望と課題について討議を重ねる」をテーマに、全教員が5つのグループにわかれて、3年生の数学の全クラスを参観。授業終了後、それぞれの授業での生徒の様子や、そこで感じたことを共有したり、授業者に質問したりするなどして、よりよい授業にむけて対話を重ねました。

数学が苦手で、数学の授業といえば、ただただ黒板を写していただけの中学時代を過ごしたわたしにとっては、「レベルアップ」クラスの生徒が「別の解き方を提案してもいいですか?」と、自分の考えを発表している姿に、「数学ってこんなに面白いんだ!」と感動しました。これまでの「みんな一緒に、同じ内容を、同じスピード、同じプリントで進める数学」では見られなかった授業風景を目の当たりにして、数学が得意な子はもっと得意に、苦手な子も自分のペースでわかる楽しさを感じながらすすめられると、数学嫌いはいなくなるのではないのではないか、と感じた時間でした。新しい挑戦には、課題もつきものですが、よりよいものをめざして挑戦しようという息吹がみなぎるところが、関西創価の強みだと感じます。

この続きは、夏休みにじっくりと対話を重ねていきます!

教師としての強みは何か、弱みは何か、をメタ認知していくことが重要になります。そして、すべてを一人の教師がこなすのではなく、自分の強みを生かし、弱みを補い合うチームづくりをほかの先生方と対話を通して繰り返し、「育てたい生徒像」と手段としての「授業」を考えていくことが大切です。

山本崇雄著「学びのミライ地図」の描き方