生徒授業#4_理科探究開始
みなさんこんにちは!
関西創価中学校で理科を担当している米子大地です!
今回は生徒授業と理科探究の様子をお届けします。
3組では前回と同じく「力の合成と分解」の授業を、生徒が「三平方の定理」の証明を行いながら説明していました。その後、他のクラスとは異なり、「運動方程式」を用いて、簡単な力の計算まで説明していました。班で考える時間を設け、授業を受けている生徒に合わせて説明を行っていました。生徒がここまで考えて授業を行っていることに、他の生徒も刺激を受けていると思います。
この「力の合成の分解」の次の授業では、探究活動を行う予定です。
私の理科の授業では、年1回は探究活動を時間をかけて行っています。前回は「海産カイアシ類の大量培養方法を確立せよ!」というテーマで探究を行いました。詳細はいつか掲載しようと考えています。
探究活動を通して、生徒たちがお題やテーマに沿って様々な視点から解決する能力を身につけてほしいとの思いから取り組みをスタートしました。正解は1つではないため、グループ活動の中で様々な意見を合意形成し、コミュニケーション能力や課題を解決するための思考力、技術など様々な力を身につけることができます。テーマによっては世界の状況を考えて取り組むことも重要になってきます。
今回の探究テーマは、「パスタで強固な橋を作製せよ!」です。
25cmのパスタを用いて、20cm幅の橋を作製します。生徒はどのように力を分解したら、強い橋ができるかを考えています。
物理学的な視点から、力をどうやって分散するかを考え、実験し測定を行います。
評価方法は①パスタ橋の重量(g)、②耐荷重(g)です。
耐荷重(g)/パスタ橋の重量(g)で計算し、計算結果の値が最も大きい作品が優勝です!
簡単に言えば、「軽くて強い橋」を作ることを目標にしています。
検討段階ではありますが、デザイン点も加点しようと考えています。
各クラスのパスタ橋を作製している様子を今後アップしていきます!
よろしくお願いいたします!