関西創価中学校

関西創価中学校

記事一覧

ハチドリのひとしずく#20_「庶民の私学」の心意気。

ハチドリのひとしずく#19_ 「教育の目的は子どもの幸福である」とは言うけれど…

ハチドリのひとしずく#18_「世界が、ぼくらにおいついた?!」〜OECD Learning Compass2030と校訓〜

ハチドリのひとしずく#17_「忘れもの」とメタ認知

ハチドリのひとしずく#16 「ルールメイキング」で大事にしたいこと

ハチドリのひとしずく#15 受験生に届けたい!

ハチドリのひとしずく#20_「庶民の私学」の心意気。

関西創価中学校教頭の上原桂です。 先週も、授業公開、受験生向けの学校見学会、五ツ木・駸々堂模試の会場での保護者セミナーと、怒涛の1週間でした。 ◆心がざわついたXの投稿 そんな毎日の中、ずっと頭の片隅にあって、思い出すたび心がざわついたのが成田修造さんの次の言葉です。1.4万リツイートされ605万回表示(この記事を書いている10月28日現在)されているので、ご覧になった方も多いかもしれません。 成田さんのこの言葉のどこに心がざわついたのか。それは「富裕層は」気づいている

ハチドリのひとしずく#19_ 「教育の目的は子どもの幸福である」とは言うけれど…

こんにちは。 関西創価中学校教頭の上原桂です。 先日、東洋大学で開催された「ルールメイキングサミット2024」に行ってきました。参加しようと思ったきっかけは、本校の高校3年生の生徒が「ルールメーカー100」の一人として選ばれて参加すると聞いたことと、以前、お話を伺って大変共感した慶應義塾大学の中室牧子教授が登壇されると知ったからです。 この日は、午前中は東京大学附属中等教育学校で行われたオンラインシンポジウム、午後は「ルールメイキングサミット2024」、夕方からは東京大学

ハチドリのひとしずく#18_「世界が、ぼくらにおいついた?!」〜OECD Learning Compass2030と校訓〜

こんにちは 関西創価中学校教頭の上原桂です。 気持ちのいい季節になりましたね。 今日は、OECD(経済協力開発機構)が2019年に公表した「OECD Learning Compass2030」について、生徒の頼もしい言葉を聞いたので、そのことについて書きたいと思います。 「ラーニングコンパス(Learning Compass)」の「コンパス」とは、羅針盤。子どもたちが大人の決まりきった指導や指示をそのまま受け入れるのではなく、未知なる環境の中を自力で歩みを進め、責任をもっ

ハチドリのひとしずく#17_「忘れもの」とメタ認知

こんにちは。 関西創価中学校教頭の上原桂です。 みなさんは、最近、なにか『忘れもの』をしましたか? わたしは、スマホを忘れて家を出て、「あっ、やってしまった」と思うことがあります。しかし、パソコンやスマートウォッチがあれば、かわりがきくことが多く、以前ほど「やってしまった。どうしよう…」と焦らずにすむようになりました。 最近は、出先で忘れものに気づいても、コンビニで調達できることも増えましたし、出先で資料の不備に気づいてパソコンで更新作業をしたとしても、コンビニで最新の

ハチドリのひとしずく#16 「ルールメイキング」で大事にしたいこと

関西創価中学校教員の上原桂です。 みなさんが学生時代、疑問に思った校則にはどんなものがありましたか? 本校でも、少しずつ、生徒たちが中心になって校則の見直しを始めました。 一般的に教員になった人は「既存の学校に適応できた人」たちが多いため、校則にも疑問を感じる人が少ないのかもしれません。ですが、昨今「ブラック校則」なる言葉や「ルールメイキング」といった言葉を耳にすることが多くなり、ルールのあり方について考えるようになりました。 2021年には文部科学省も「学校を取り巻く

ハチドリのひとしずく#15 受験生に届けたい!

こんにちは。 関西創価中学校教頭の上原桂です。 先日、本校ではじめて小学5、6年生を対象にプレテストを実施しました。これまでにも「プレテストをやってほしい!」というお声をいただいてはいたのですが、なかなか形にすることができず、やっと行うことができました。 プレテストは、入試本番の教室で、当日の雰囲気を体験できたり、志望校の入試問題の傾向をつかむことができたりするメリットもあると思いますが、結果によっては、受験に対するハードルがあがってしまう受験生がいるのではないかと悩まし